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Written by:
森たいり
2007/09/25 22:38
9月22日土曜日は、ハワイ大学フットボール・チームと、チャールストン・サウザン大学のフットボール・ゲームがあった。うちのコンドミニアムのお隣さんは、ハワイ大学のフットボール・ファンのカップル。シーズンチケットを3枚持っているが、今回のゲームでは2枚余ったということで、チケットをプレゼントしてくれた。ちなみにこのチケットの価格は$37+手数料で1枚$40くらい。我が家もシーズンチケットを買いたいのは山々ながら、土曜日も仕事のことが多く予定が立たない。という訳でほとんどの場合が録画したテレビ観戦しか出来ない状態。22日は幸いにも仕事が休みになったので、今シーズン初めてフットボール観戦に行ってきた。
ハワイ大学が対するチャールストン・サウザン大学のフットボール・チームは、ひとつランキングが下のディヴィジョン2に属する小さな学校。フットボール・チームの奨学金もなく生徒数も少ないことから、試合前の予想でもハワイ大学が勝つのは当たり前。と見なされていたが、ハワイ大学にはひとつ大きな難題が立ちはだかっていた。それは、クォーターバックのコルト・ブレナンのケガ。右足首をねんざしたまま痛み止めを打って先週のUNLV(ネヴァダ大学)戦に挑み、見事49隊14と勝利を収めたコルトだが、その無理がたたって先週1週間ほとんど練習ができない状態だった。試合前日になっても、コルトがプレイするかどうかは決まっていなかったが、試合が始まってみると出てきたのは、バックアップ・クォーターバックのタイラー・グランキだった。タイラーは現在3年生。2年前タイラーがハワイ大学に入学してきた時は、見事クォーターバックに起用されシーズン最初の試合に出場。が、同年コルトが2年生としてハワイ大学に転入。バックアップ・クォーターバックとしてスタートしたコルトだが、メキメキと頭角を現し、次の試合からはコルトがクォーターバックとしての地位を獲得することとなった。その後タイラーは2年間、バックアップ・クォーターバックとしてもっぱら第4クォーターにちらりと出場する程度。辛い2年間を経て、今回2年ぶりにスターター・クォータパックとして出場した訳。
普段バックアップチームと練習しているタイラーは、第一クォーターには、フットボールを誰もいないフィールドに投げたり、相手チームプレイヤーに投げてしまったりと失態続き。普段、レギュラーチームとプレイしていないせいか、なかなかレシーバーとの息が合わず、会場からはブーイングや「We Want Colt!」の大合唱が沸き起こる場面もあった。が、ヘッドコーチのジューン・ジョーンズを始めコーチ陣の動きはなく、そのまま第2クォーターも続けて出場。第一クォーターに7点、第2クォーターの14点をじわじわと獲得したハワイ大学はハーフタイムで21点。対するチャールストン・サウザン大学も10点得点し、まだまだ勝敗はわからない状態だった。が、第3クォーターのキックオフでは、レシーバーのライアン・ムートンが90ヤードのリターンを走り抜け見事スコア。さらにその1分後、ラインバッカーのアダム・レオナルドが相手チームのボールをインターセプトしてスコア。その後も、波に乗ったウォリヤーズは、クォーターバックのタイラー・グランキもリラックスしたせいか、次々とパスを決め見事連続45得点し、最終的に66対10で圧勝した。
ハワイ大学ウォリヤーズがシーズン開始から4勝0敗の成績を収めたのは何と1988年以来。全米大学のフットボール・コーチによる投票では全米17位。ハワイ大学フットボール・チームの歴史の中で最高ランキングは1981年の16位だから、今年はそれと同じかそれ以上のランキングを獲得する可能性も高い。
今回の観戦でつくづく感じたのは、やっぱり、スポーツはその場に行って観たい。ということ。広い会場ながら、プレイヤーたちが目の前にいて戦う姿は感動的だった。また、今回のゲームでは、ハワイ大学フットボール・チーム、ウォリヤーズのメンバーが創作した新しい戦いの踊りもゲームの前と後に披露され、会場のファンから大きな拍手が寄せられた。
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